[coLinuxインストール完全マニュアル]cofsを使ってWindowsとファイル共有する

cofsを設定する手順


オススメのやり方はCドライブを丸ごとマウントしてまう方法です。
こうすると、coLinux側から "/c/" というパス名でCドライブにアクセスできて便利です。
Windows側でブートファイル(*.conf)を設定する

coLinxuをブートするときの*.confファイルに下記の一行を書き加えます。
( [coLinuxインストール完全マニュアル]coLinux上でUbuntuを起動してみる の説明通りに作業した場合は、すでに記述されているはずです。)

ubuntu.confに下記を追記
cofs0=c:\
動作確認
次にcoLinuxを再起動して、root権限で下記コマンドを実行します。
# mkdir /mnt/c                  # マウントポイントとなるディレクトリを作成
# mount -t cofs cofs0  /mnt/c  # マウント
# ln -s /mnt/c  /              # /c/ というシンボリックリンクを作成
# echo "hello" >  /c/hello.txt # 動作確認
これでWindowsのCドライブに "c:\hello.txt" というファイルが作成されていたら成功です。

hello_txt.JPG
一般ユーザの権限でmount

次に、このままでは/mnt/c/以下のファイルの所有者がrootになってしまうので、一般ユーザを作成してそのユーザ名を使ってマウントします。
あらかじめ一般ユーザを作成してから下記コマンドを実行してください。
ここでは例としてuserfooとします。

# umount /mnt/c             # さっきマウントしたのを解除
# mount -t cofs cofs0 -o uid=userfoo,gid=userfoo /mnt/c  # userfooを所有者としてマウント
# su - userfoo              # userfooになる
$ echo "foo" >  /c/foo.txt  #  動作確認
これで、coLinuxの中から一般ユーザ権限でCドライブのファイルを操作することができます。

マウント設定を永続化したい場合は、fstabを編集して設定すればOKです。(fstabの説明は割愛します)
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