Cygwinがいつの間にか64bit版がリリースされていた件
- screenが動かない
- gccが動かない
- rubyがコンパイルできない
- chefをインストールできない
こんな感じで↓
http://q.hatena.ne.jp/1382619598
昨日ついに原因を突き止めました。
32bit版Cygwinに64bit版用のパッケージを入れていた orz
全く気付いてなかったのですが、2013年7月にCygwinの64bit版がリリースされていました。それに伴いレポジトリが32bit版と64bit版の2本立て提供になったようです。
旧: ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/cygwin/
↓
新32bit: ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/cygwin/x86/
新64bit: ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/cygwin/x86_64/
旧来からのCygwin(つまり32bit版)を使っている人は、レポジトリの参照先を "x86"の方に向ける必要があったわけですが、
私は何も知らずに間違ってapt-cygの参照先を"x86_64"に設定してしまい、「32bit版Cygwin環境に64bitパッケージを入れてしまう」というアホなことをしておりました。
そのために軒並みバイナリが動かない(エラーが出るわけでもなくただ途中で止まる)という現象がおこっていたわけです。
これからCygwinを使う人は64bit版を使いましょう
これから新規でCygwinを使う人は64bit版を使いましょう。32bit版のCygwinを使っている人も、64bit版Cygwinを普通に共存させることはできるので64bit版を入れましょう。
というかもう32bit版には未来がないと思うので、32bit版を捨てて64bit版に完全に乗り換えた方がよいと思います!
私はそうしました。
参考
- いつの間にか Cygwin の 64bit 版がリリースされてた
- "Life with Cygwin 27: Cygwin 64 と gcc 4.8.1"
- "cygwinで32bit dllと64bit dllが混ざって動かなくなった件 - モーグルとカバとパウダーの日記"
カテゴリ:
Cygwin