5分で覚えて超捗る、bashのパターン照合演算子
パターン照合演算子の使い方
たとえば、bashで変数FILEが下記のように宣言されていたとします。FILE=/etc/httpd/conf/httpd.conf
このとき、下記のような結果になります。式 | 結果 |
---|---|
${FILE#/*/} | httpd/conf/httpd.conf |
${FILE##/*/} | httpd.conf |
${FILE##*.} | conf |
${FILE%conf*} | /etc/httpd/conf/httpd. |
${FILE%%conf*} | /etc/httpd/ |
${FILE%.*} | /etc/httpd/conf/httpd |
ルール
演算子 | 結果 |
---|---|
${VAR#pattern} | 変数VARの最初からpattern検索し、一致した最短部分を除去して、残りを返す。 |
${VAR##pattern} | 変数VARの最初からpattern検索し、一致した最長部分を除去して、残りを返す。 |
${VAR%pattern} | 変数VARの末尾からpattern検索し、一致した最短部分を除去して、残りを返す。 |
${VAR%%pattern} | 変数VARの末尾からpattern検索し、一致した最長部分を除去して、残りを返す。 |
若干記法がキモイですが、意地でもsedを使いたくないときには大変便利です。
Enjoy!
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Bash