オライリーの本を熱で分解してみた。(危険なのでマネをしないでください)
↑背表紙がはずれた後の断面図。
熱を加えるとボンドのようなものが溶ける。
章ごとに分解するのは大変。
次に、章ごとに分解しようと、章単位で洗濯バサミを挟んで、熱をあてながら引っ張ってみました。↑章ごとに洗濯バサミではさんで分解を試みる。
これがなかなかうまくいかず、章の切れ目ではないところでバラバラと切れてしまいました。
加熱しすぎて煙が出たりしてびっくり。
最後はカッターナイフで切れ目を入れたりして、ようやく章ごとに分解することに成功しました。
作業開始から1時間くらいで完了。
章ごとに分冊化して並べてみた。
なかなか壮観。
扇形にしてみた。
う、うつくしい!
分解してみてわかったこと
1つの章はこんなにも軽いのか!
分解して見ると、ひとつの章がとても軽くて薄いことに驚きます。例えば「6章マクロの記述」はたったの18ページ。ペラペラです。指2本でつまめます。
iPadやKindleをしのぐこのポータビリティ。
ノートPCとこの章を持ってカフェに1~2時間引きこもれば、マスターできそうな分量です。
俄然やる気がわいてきました。
取捨選択できることの喜び
ばらしてみてわかったのですが、自分にとって必要な章と必要でない章がはっきりしました。例えば「1章Emacs入門」「2章テキストの編集」「12章バージョン管理」はほとんどが既知の内容なので、手元に置いておく必要がなさそうです。
逆に「6章マクロの記述」「11章Emacs Lispプログラミング」「9章プログラミング言語の編集」あたりが、今の自分に必要な章であることがわかりました。
とりあえずこの3つだけ手元に置いておけばよさそうです。
また、個別の章の中でも、既知のページを捨てれば軽くできそうです。
1ヵ月に1章をやれば1年でマスターできる!
1章ずつこなせる勇気がわいてきたので、1ヵ月に1章をマスターすれば、1年でほぼ全章をマスターできそうです。そう考えると今までになく気持ちが軽くなり、やる気がわいてきました。
分解したことの最大の効果は、「マスターできそうな気にさせてくれたこと」かもしれません。
最後に
赤本を分解して勉強に励んだその大学の入試の結果は、不合格でした。
orz
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Emacs