なぜMovableTypeは難しいのか?
「ブログだけでなく、ウェブページやファイルの管理」ということが強調されています。
ブログツールというイメージを払拭しようとしているかのようです。
開発元のsixapart社としては個人ブロガー利用者がいくら増えても売上には直結せず、逆に有償ライセンスを企業向けにたくさん販売することが利益につながるので、これはある意味当然の流れです。
個人向け無償版を大量に普及させて、その中から有償版を使う人が育ってくれればよい、という戦略なのでしょう。
しかしその結果として、1つの製品に「ブログ」と「ウェブサイト管理」という2つの役割を詰め込むことになってしまい、ブログだけを使いたい個人ユーザにとっては必要以上に高機能な製品になってしまいました。
個人ブロガーにとってMovableTypeが難しい理由の一つとして、これがあると思います。
用語の難しさ
MovableTypeに出てくる専門用語が難しい。私はMovableTypeを使い始めてから数年経ちますが、いまだに下記の用語(概念)が理解できずにいます。
- テンプレート
- ウィジェット
- スタイル
- テーマ
- ウィジェットセット
- アーカイブ
- モジュール
プログラマでも難しいMovableType
私はPHP/PerlやMySQL/PostgreSQLを使って多少プログラムを書いたり、簡単なサーバ構築をしたりすることはできるのですが、それでもMovableTypeは難しいと感じます。プログラマにとってすら難しいのですから、プログラマでない一般ユーザにとってはどれほど難しいことでしょうか。
では個人ブロガーはどうすればよいのか?
分からなくても気にしない
わからないものを無理にわかろうとしなくてもいいと思います。全機能を使わなきゃといけないとは考えない
ブログを書くのに、「カスタムフィールド」を使わないといけないわけではありません。使える機能だけでブログ記事が書けるなら、それでいいのではないでしょうか?
まとめ
難しいMovableTypeですが、マイペースでゆっくり勉強しながら使って行きたいと思います。
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