ふと思いついて、
WSHでWikiシステムを開発してます。
目的は、「会社の部署内での情報共有」。
イントラWebサーバを部署で自由に使えない会社って多いと思うので、結構需要あると思われます。
ポイントは、
・既存のWiki整形ルールを採用しない。
PukiwikiやPyukiwikiがキャズムを超えられない(=技術に詳しい人しか使わない)のは、あの整形ルールにあると思います。
WSH Wikiでは、ぜひとも人間にやさしくいWiki文法を採用したいと思っています。
Wikiが生成したHTMLビューと、もとの整形前テキストを見比べて、違和感がないシステムを提供するのが重要だと思います。
サーバ不要・インストール不要
PyukiwikiもMovableTypeもそうですが、CGIスクリプトをいじってFTPでアップロードしなきゃならないシステムというのは、それだけでキャズムを超えられない十分な要因になるのです。
また、個人でブログやWikiを立ち上げるよりも、部署で社内ブログや社内Wikiを立ち上げる方が何十倍も敷居が高いものです。特に非IT業界の大企業ではそう。社内Wikiなど夢のまた夢。
添付ファイル
大企業では、添付ファイルこそが情報共有のすべて(いや、8割?)といっても過言ではない。
Wikiよりもブログよりも何よりも、まずエクセルやパワポでファイルを作ってメールに添付することで仕事がまわる。この慣習にうまく応えることが重要。
ファイル/フォルダシステムを覆す
みんなWindowsのファイル/フォルダシステムを当たり前のように使っている。
はっきり言おう。フォルダなど必要ないと。
フォルダというシステムは、「ファイルは分類して整理しないといけない」という間違った考え方を人間に押し付ける。
フォルダにファイルを整理保存する行為は、情報を埋葬しているに等しい。
フォルダとは、情報の墓場である。
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