Git超入門:"git push origin master"の"push"と"origin"と"master"の意味がわからないあなたへ
私は恐怖を感じました。
"remote"と"add"と"origin"と"push"と"master"の意味がわからん!!
人間(というか私は)は、わからないものが3つ以上同時に登場すると、ストレスを感じるものです。
この場合は5つもあるのでものすごいストレスです。
でもご安心を!
これから超わかりやすく解説します!
git remote add origin ... の意味は?
ずばり、URLに"origin"という短縮名(ニックネーム)を付ける
したがって、git remote add unko .... と書いてもかまいません。
慣習上、"origin"という名前が使われることが多いというだけのことです。
そして、ここが重要なのですが
別にニックネームをつけなくてもよい。(git remote addしなくてもよい)
どうですか?ちょっと楽になったでしょ?
git push origin master の意味は?
push = アップロードorigin = リモートのサーバ名
master = デフォルトのブランチ名 (svnでのtrunkと同じ)
「ローカルのコードを、originというリモートサーバに対してアップロードせよ。指定するブランチはmasterである。」 ということです。
ちなみに"origin"は、「サーバを表すただの短縮名」なので、代わりにリモートサーバのURLを直接書いてもかまいません。
そして、"master"は正式に書くと"master:master"です。(ローカルのmasterをリモートのmasterに反映させる)
つまり、長く書くとこうなります。
git push git@github.com:DQNEO/sample.git master:master
こう書くと、git pushが何をやっているのかイメージしやすくなったのではないでしょうか?
補足
Githubの解説記事では "-u" オプションが書かれています。
$ git push -u origin master
masterをpushするときは"-u"は不要です。また、ローカルのブランチhogeをリモートの同名ブランチhogeにpushしたいときも"-u"は不要です。
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