「インターネットにある大きな機会はすべて利用し尽くされた、と誰もが考えた時に、そもそもルール自体を変えてしまうような企業が登場する」

かつてイーマキュリーという会社(現mixi)が、mixiの企画を発案したのが2003年10月。
ITバブルがはじけて、日経平均が8000円を割り込んだ年。

この頃、mixiの原型が生まれた。
 インターネットは変化が激しく、チャンスも生まれやすい土壌ですが、そうはいってももしかしたらこれが残り少ない非常に大きなチャンスのひとつかもしれないという気持ちは捨てられませんでした。
これに賭けてみたいとミーティングでメンバーを説得していきました。

 FriendsterのCEOだったTim Koogle氏が以前、CNETの記事で
「インターネットにある大きな機会はすべて利用し尽くされた、と誰もが考えた時に、そもそもルール自体を変えてしまうような企業が登場する」
と発言していましたが、それと同じ気持ちでした。
2003年当時も、あらゆるサービスが出尽くした感がありましたが、SNSは市場のルールを変えることができる革命性のあるサービスであり、やらない手はないと考えたんです。
なぜmixiはこれほど成功したのか--笠原社長が明かす開発秘話

いま、この言葉を思い出すべきではないだろうか。

振り返って2009年。

Webフレームワーク、仮想化技術、SSD、クアッドコア、Memcached、iPhone、ネットブック

当時手に入らなかったものが、そこらじゅうに溢れている。
次の時代の覇者が産声を上げるのは、きっとこういう時だ。

これは大いなるチャンスではないか。
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